腹が減っては戦は出来ぬ

マラソンでハンガーノックという現象がある。

あまりにも空腹で、低血糖から動けなくなってしまう症状だ。マラソンで倒れたなら周りに助けてくれる人がいるだろうけど、一人で山登りしているときにこれにかかるとエライ目に遭うらしい。体は正直なので気合と根性だけで頑張りすぎてはいけない。

試験においてもハンガーノックは起きる。脳みそがフリーズするのだ。私も経験があるが、糖分を全く摂らずにTOEICを受けると後半戦でばててしまい、英文が全く頭に入ってこなくなる。そのような経験をして以来、私は必ず糖分を摂ってから試験を受けるようになった。

学生時代に喫茶店で読書をすることはよくあったが、ブラックコーヒーなど絶対に頼まなかった。アイスココアかアイスティを頼み、糖分を摂ってから本を読んだものである。すでに甘いアイスココアにガムシロップを入れて飲んだこともある。(少し気持ち悪くなったが。)
ルノアールにでも行けばタバコを吸いながらコーヒーを飲むサラリーマンは多い。タバコを吸わない私は禁煙席でアイスココアばかりを頼み、一気に飲み干してからは山口の英文法を読んでいた。傍から見れば薄気味悪い青年だが、タバコを買うお金があるなら山口の英文法を買うべきだ。冗談ではなく本当である。

ところで、芥川龍之介は一日に180本もタバコを吸ってたとか。三島由紀夫も缶ピースを一日で全て吸う生活だったらしい。天才はそれでいいのかもしれない。私はタバコより糖分がないとノックアウトされる体質だった。


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