国連英検特A級突破法その2 時事に強くなるべし

国連英検特Aの英文は読んでて非常に面白い。

私が受験した時はアフガニスタンの少女の教育問題、オバマの選挙の話、最新の科学技術CERNなどについて取り上げていた。「国連」に直接関係した内容は最初の知識問題10問だけで、あとはTIMEやEconomistなどの記事に載ってそうな話題が多い。つまり英字新聞や洋雑誌を読む習慣がそのまま試験対策になり、そういう勉強法がダイレクトに報われ、評価されるありがたい試験なのだ。

では何を読むべきか。Penguin booksの小説まで行く必要はないが、私は以下の雑誌を知識獲得のために読んだ。

The Economist, TIME, Foreign Affairs, Newsweek, Scientific American, HBRなど。(ちなみにSAは日経サイエンスの元ネタになっている。Newsweekは名物の編集長であったFareed Zakaria氏がTIMEとCNNに移籍したせいか凋落してしまった。)

洋雑誌は上に挙げたものが多くの英語学習者の読み物になっているが、歴史から科学までいろいろと洋書を読むのも大事だ。有名な著者でおすすめなのは、Jared Diamond, Steven Pinker, Thomas Friedman, Niall Ferguson, Daniel Pink, Francis Fukuyama, Stephen Hawking, Naomi Klein, Noam Chomsky, Paul Krugman,Richard Dawkins, Nassim Nicholas Talebあたり。読みやすさでいくとサピエンス全史の著者Yuval Noah Harariなど。英文に多く触れていくと難しい語彙にもたくさん出会うので英検1級のときに覚えた単語の記憶が強化されていく。ちなみに小説はどうかというと、昔の受験生にとって王道といえるH.G. Wells, George Orwell, Somerset MaughamなどあるがOrwellはともかく、Maughamなんかは行方先生の本があってようやく読めるくらいなので特A級にはまだ早いというのが私の考えである。最近の作品ではIshiguro Kazuoも特Aでやっと読めるかどうかで、小説は資格試験という枠組みの中で考えると、はっきり言ってきつい。

英作文や面接の時に使うアウトプット用の知識はどうすべきかというと、少しハードルを下げてJapan Timesの社説集の上半期・下半期がおすすめ。こちらはCDがついてくるので音を聞きながら学習できる。日本でよく使われている「自衛隊」the Self-Defence Forcesや「批准」ratifyなどといった単語に意識的に触れることが出来る。

結局は読んだ量に比例して知識が増えていくので、まずは洋書に触れる機会を多く持つ必要がある。東京なら丸の内にある丸善オアゾと新宿の紀伊国屋書店南口店が洋書を多く扱っている。実際に手に取っていろいろと見ていくうちに興味のあるものが徐々にわかるので、ネットで探すより本屋に足を運ぶのが一番だと思う。


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